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連中は戦法も未熟なら、戦い方もまるで素人だ2007年10月03日 00:29

なんとか帰還・・・

ご存じのとおり今回はネタにつきないグランプリでした。サーキットの施設の方はG1だが、運営の方は町内のお祭り以下。素人でも突っ込みどころ満載。トヨタとJTBの担当者は首だなぁ、これじゃあ。

今回は金曜午後から出発して夜裾野Aキャンプサイトに到着。テントを張って沼津港で夕飯。お風呂も鈴鹿のクアガーデンと違って余裕で入れた。なべやかんを忘れたので放浪するもなんとかゲット。ここまでは至って順調。

土曜はフリー走行に間に合う様にと5時15分起き。サーキットまで70分というのが公式の所要時間。6時半頃バスに乗る。並ばずに無事に搭乗。しかも観光バスだったので安心。快適だったのはここまでだったとは・・・。サーキット入り口までは渋滞も一切無く45分で到着。こりゃ70分ってのはかなりあまい計算と感じる。(ダメダメポイント1)敷地内に入るとバスが進まなくなってきた。オイオイ、出入りするバスがすれ違いできないところがあるよ。(ダメダメポイント2)ここが後に崩れることとなろうとは。

バスを降りてスピードウェイプラザへ。既に雨が酷い。広い舗装面には排水設備もなく、透水性舗装でもないので足元は川というか湖状態。(ダメダメポイント3)この時点で靴は死亡・・・。そこからスタンドに向かおうとするが、案内板が見あたらず右往左往(ダメダメポイント4)分岐点にいる係員はただ突っ立ってるだけ。(ダメダメポイント5)2つあるトンネルは照明があるものの電気がついておらず真っ暗だよ。(ダメダメポイント6)通路の半分は関係者の車用に確保、既にこの時点でキャパ不足。(ダメダメポイント7)。

F1ビレッジまで行き、カンガルーTVを受領。鈴鹿ほどイベントブース、ショップがなくてちょっと寂しい。海外ほどではないけど。写真もそこそこにスタンドへ。

私もよくよく運のない男だな。今回の席は例の1コーナーCスタンド、仮設。絶好の眺めを期待したが一番手前に見えるのは白線?ってことは目の前に見えるのはピットアウトのレーン?おい、レコードライン見えないじゃないかよ。レースを知らない素人の設計。(ダメダメポイント8)

フリー走行始まるが、霧のため危惧したとおりヘリが飛ばないのでセッション中止に。冷え切った体を暖めるため勝カレーと豚まんを食べるが一向に暖まらない。値段は1000円と350円と決して安くはないが、そこそこおいしかったのでよしとしよう。ただ、鈴鹿では各指定席近くにもあった売店がここでは圧倒的に少ない。そのためイベントスペースに人が押し寄せることに・・(ダメダメポイント9)

予選は相変わらず雨と霧。ヘリが飛ばないはずたが、セッション開始。今回借りてみたカンガルーTVだが、天気の為か場所が悪いのか受信状態が安定せず影像と音声がとぎれとぎれ。好みのドライバーも全てが見れるわけではなく、6台ぐらいから選べる程度。モニターがあったらいらないなぁ。次回はスタンドの様子をみてから借りよう。それでもハミルトンの逆転ポールは拍手ものだった。スリップ使おうとしてぶつかる寸前。

コジマを生で見て感動したのち帰ることに。バス乗り場は東コースの63番裾野A。既に200人ほど並んでいたので単純計算で4台待ち。が、待てどもバスは来ない。手前の64番裾野BCのバスは何台もくるが63番は来ない。64番のバスの搭乗を見ていると明らかに効率が悪い。(ダメダメポイント10)バスが到着してから入り口で人数を数え、乗った人は手前から適当に乗る。そして補助席でも構わないという人を確認して回る。それだけで5分以上掛かっている、後ろにバスが2、3台待っているというのに。バスが来る前に50人ずつ区切る、奥から座らせる、補助席のも問答無用で乗せるってやらなきゃ。観光バスの合間に乗り合いバスが来ると殺伐とする。誰も乗りたがらないので定員の半分ほどで出発してる。モッタイナイ。

そのうち、数組後ろのDQN系がキレ始めて、係のねーちゃんに文句を言い始める。そして通過するバスの前に立ちはだかり妨害。あまりにしつこいので男性係員を応援を呼んだらしく、到着するなり彼に喰ってかかる。パイロンを投げる、柵を折るなどしたため最後はバスではなくパトカーに乗れた御様子、よかったねぇ。そんな無駄なことをしてもバスは来ないのに。63番係のおねーちゃんによると道路が陥没して一時通行止め、前の日に補助席で文句が出たので了解をもらっている、63番は7台(おいおい!)しかない、64番はその7倍ほど(50台?)。ってことは15時に予選終わってすぐの第一陣が戻ってくるのを待つわけで、早くても3時間かかるはず・・・それまでこういったインフォメーションが一切なしで(ダメダメポイント11)、動かない列に何時間も並ばされるのは苦痛でしかない。しかも目の前には空車のバスが何台も停まっている。普通こういうのってGPS使って臨機応変に対応するものでしょ。命令系統が一切なく、バスの運ちゃんは決められたルートを往復するのみ。(ダメダメポイント12)結局2時間半でバス到着。足が棒になった。後で聞いたがこれでも短い方だったよう。 バスが動き出した。でもろくに進まない。窓の外にはバスの列とそれ以上のおびただしい人の列。すっかり暗くなったのに後ろの方は照明もない。この世の地獄だ。やはり交互通行の道がボトルネックになっている。ここが混むのは小学生でも想像できる。明らかに想像力の欠如。陥没が起きなかったとしてもバスが故障したりして道をふさいだら一環の終わり。リスク管理が出来ていない。(ダメダメポイント13)サーキットを出ると流れはスムースに。が、対向車線はバスが246近くまで数珠繋がり。バスヲタには生唾もんの光景。完全にサーキット内のインフラ不足。(ダメダメポイント14)サーキットに入るためだけの渋滞。ならば人をそこまで誘導すればいいのに、そんなこともできないのか?(ダメダメポイント15)。246に乗るとこれまでが嘘のようにガラガラ。1時間ほどでキャンプ場に到着。

冷え切った体を温めるため、風呂に直行。御殿場高原ビールにもラストオーダーで滑り込む。フェラーリとBMWのスタッフが食事してた。テントに戻り爆睡。

日曜は9時30分出発。バスには並ばずに乗れた。道は順調と思っていたが246途中からバスの渋滞が始まる。バスの運ちゃんによると交通規制の掛かっているところから先が30分以上かかるとの話。 バス3000台×10m=30kmの渋滞と冗談を言っていたけど、あながち間違いでもなさそう。 結局2時間掛けて到着。土曜と到着の場所が変更となったが、こちらは舗装していないためぬかるみに。金ケチらずに舗装しとけよ。(ダメダメポイント16)

バスを降りてスタンドに向かう。入場ゲートは鈴鹿で言ったら南ゲートほどの規模。その外側にイベントブース。明らかにキャパ不足。(ダメダメポイント17)混むのが分かっていながらそこを通過しなければならない。バスに乗ってくるのはチケットをもってる人だぞ?明らかに無駄。(ダメダメポイント18) トンネル通過は混むのが分かっていたのでDスタンドの裏から大きく迂回。スタンド入り口では5万円返金の紙を配っている。うれしいやら悲しいやら複雑な気持ち。スタートは残念ながらローリングスタート。寒い中、10周以上もSCを見ているのは辛い。フェラーリ勢はタイヤ交換で最後尾。レース自体は面白かった。よく見えなかったが。ベッテル、ライコネン、マッサが盛り上げてくれた。連れは昨日のこともあってレース途中で撤退(それでも30分待ち)。うちらはレース終了後、カンガルーTVの返却があるためF1ビレッジまで行き、そこから引き返すことに。長期戦が予想されるため豚まんと弁当を買い込む。どう考えてもスピードウェイプラザを抜けるのは時間が掛かるので旧コースのバンクから昨日惨劇のあったバス乗り場を通る迂回ルートを選択、朝バスを降りた所へ向かう。既に多くの人の列。どの列がどのバスかも分からない。(90番台という怪しい列もあった・・)並んでいる人に聞きながら63番に辿り着く。最後尾には一切表示なし。(ダメダメポイント19)後に係員が現場放棄して帰ったところもあると聞いたのでここもそうだったのかもしれない。昨日の事もありかなりの長期戦を覚悟していたが1時間でバスが到着。調べると1時間待ちというのは奇跡に近いらしい。

サーキットを出ると対向車線はまたもやバスの列。バス待機場らしき場所から続々とバスが出てバスの列に並ぶ。バス乗り場から徒歩でも30分掛からない距離にあるならそこもバス乗り場に変更すればいいのに。学習効果なし。(ダメダメポイント20)やはりサーキット抜けると渋滞はなく、1時間ほどで到着。テントを畳んで20時前に出発、雨のためか懸案事項の東名の渋滞もなく無事到着。つかれた~。

問題山積のグランプリ。富士はまともなイベントやったことないのかねぇ。 トヨタさん、いっぱいカイゼンできますねぇ。来年あればだけどね。今後トヨタ車を買うことはないだろうし、JTBを利用することもないでしょう(ミシュランもね)。これが一流会社のやることかねぇ。え?一流じゃないって?